1/1(元旦) 抹茶黒豆トライフル
初詣に出かける前に仕込み、帰宅後おやつにいただきました。自己流です。(乗せるだけですから(笑))
冷凍していたスポンジケーキ、ホイップクリーム——クリスマスケーキをやった残り(クリスマスの記事は
こちら)——を朝に冷蔵庫に移してゆっくり解凍。ケーキを一口大に切って器に盛り、黒豆を煮た煮汁をシロップがわりにかける。(黒豆は分割して煮汁ごと冷凍したので、解凍するたびにこの煮汁が出ます。甘くておいしいので、他ではコーヒーの甘味料にして「黒豆コーヒー」(?)を楽しんでます(笑))
ホイップクリームにダイソーの抹茶パウダーを投入。(かき混ぜるとかさが減っていくので、混ざりきらないけど切り上げました)。ケーキにクリームと黒豆をトッピングし、冷蔵庫で冷やしておきます。
ツヤツヤした黒豆(一瞬ナニかを連想してしまう(笑))やシロップの黒みは見た目にアレですが、たいへんおいしゅうございました♡ やはりスポンジケーキと生クリームの組み合わせは正義ですね。
黒豆はいっぱいあったのでこんな感じになりましたが、入れるとしてもケーキに混ぜて隠すとかして(どうせ混ぜて食べるし☆)上に乗せる豆は少ない方が上品かも(笑)。ま、トライフル(trifle)は「ささいなもの、くだらないもの」という意味なので、「あり合わせ感マックスもむしろ良し!」と思うことにします。(^^)
1/2 ちゃんぽん
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緑がほしくて冷凍インゲンを入れました。
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昼に残り物でちゃんぽんを作ることに。もやし、焼きそば麺の残り、ヒガシマルのちゃんぽんスープ、おせちの鶏チャーシューとかまぼこ、人参、玉ねぎ、冷凍インゲンでGo!
ヒガシマルのちゃんぽんスープは、以前100均で見つけて以来ファンです。めっちゃ便利! 残りものの野菜や肉かハムなんかを炒めればよく、麺はうどんでもなんでもOK。フライパンひとつでできます♪ ただ、なぜか近所のスーパーでは売ってないのが残念。100均で買ってます。
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おせちの残りの鶏チャーシュー、かまぼこでちゃんぽん |
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残ってた玉ねぎ、にんじんも投入 |
冷凍インゲンもすごく便利で、最近わりと常備してます。緑みが欲しいなーと思ったらぽきぽき折って入れるだけ。もちろんたくさん使って胡麻和えとかもできますが、ちょっとだけ色添えに使いたいときに便利です。オーケーで500g入りが税込み250円前後。助かってます。
1/3 茶わん蒸し
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おうちの茶わん蒸しはスが入ってもオッケーです☆ |
夕飯におせちの煮物の残りで茶わん蒸し。レシピはデリッシュキッチンさんの「白だし茶碗蒸し」と「レンジ茶碗蒸し」を参照させていただきました。卵液はたまご一個に対して水150cc、白だし大さじ1。これで二人分だそうです。煮物は沈んでしまうので、上に冷凍ホウレンソウを解凍したのとナルト(母がダブって買ったので余っていた)を乗せました。面倒なのでデカく作って取り分けて食べるスタイル。
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レンチン前
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レンチンで「200Wで8分」を参考にしたところまったく固まらず。(うちの古い電子レンジ、200wができることを最近知りました☆)様子を見ながら少しずつ追加でかけて、合計で15分くらいかけた感じ。器の大きさや具の量、気温なども影響しそうですね。
最終的には固まって、味もよかったです。茶わん蒸しは特別感がありますね♡ 今回は大きく作りましたが、茶わん蒸し用の器は断捨離せずにとってあるのです。これだともっと特別感があるかも。レンチンなら簡単だから、もっとマメに作ってみようかな……。冷凍した黒豆や伊達巻、紅白なますはまだ余っているので、ちょいちょい解凍しておかずに役立ってくれてます。(^^)
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後日談。手作りおせちでひと通り揃えたのって初めてなので、年始に年上の従姉が電話をくれたとき、なにげなく報告しました(他に話題もなかったので)。そしたらいきなり「(手作りだと)けっこう(お金が)かかるよね~」と返ってきて、「えっ☆ 買う場合の半額くらいでできましたけど……」と話が噛み合わなくなってしまいました。うちの場合、そもそも節約のためのDIY。基準が茂蔵の千円台おせちで、余って冷凍した分を考えたらさらにお得になり喜んでたところだったので。
でも、「それをやるだけの時間的余裕がある」というイメージもあるのかも。(実際、例年通りコミケに出ていたら自分もおせちどころではなかったはず(笑))忙しい従姉には不愉快に聞こえたのかなー…と思い、慌てて「んー、でもこんなに大量にいらないってのはありますね~あはは💦」とお茶を濁しておきました。(^^;)
(ええと、ちなみにこの従姉、今はめったに会えませんが、子供の頃はよく遊んでもらったり、おさがりの服をもらったりしていました。現在は共働きの既婚者で退職が視野に入ってきた世代。私にとっては「世間知のあるお姉ちゃん」です(^^))
でも今年の自分にとっては、なにより「物価高のなかでの節約」が目的。(だからむしろ「節約できたことが嬉しい」という文脈でした)老母のためのおせちを安価に整えられましたし(正直自分はおせち料理いらない派です☆(笑))、作り方に興味はあったのでイヤイヤやったわけでもなく、むしろ面白かったわけです。
…それで、「自分はこういうことを自然にやる人間で、別に隠す必要もないよなー」……と、開き直る気持ちになりました。以前なら「うわぁ言うんじゃなかったー!私って駄目なやつー!」と、クヨクヨ気に病んでいたはず。ちょっと成長したかな、と感じた新年です。(まあこんなとこに書いてるってことは多少気にしてるわけですが(笑)、体感として「気に病んで」はいないことに自分で驚いています)
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余談の余談ですが……「独身で実家住み」というと、「料理はしない/できない」ことを「期待される」ことがわりと多いと感じています。で、無意識にそのイメージに沿って演技していた自分にも気づきました。(独身/既婚にかかわらず、料理をまったくしないのも「あり」なはずなのですけど……なぜか特定のニュアンスが。これまた根深い問題ですね☆)演技は儀礼的な謙遜のつもりでしたが、それが世間一般の「独身差別」に自ら加担することにもなる、と、最近気づきました。(この言葉、昨年初めて知りました。根っこは女性差別につながっていますね)
少しずつ変わってきているとは思いますが、それでも「暗黙の偏見」はたくさんあります。それと戦うというと大袈裟ですが、少なくとも自分に当てはまらない偏見ならば、迎合することは減らしていこう、と思った次第です。それが「独身差別」を減らすうえで、一票入れることになると思うから。(世間だけでなく、自分自身の中にもこびりついています。だからこそ、意識せずに演技していたのですから……)
もちろん簡単ではないので、できる範囲で少しずつ……うん、これは新年の抱負(の、ひとつ)かもしれません。